患者さまが痛みを訴えられたときに「どのようなときに痛みが出るのか」を確認する。
それは常に痛いのか、朝や夜寝ているときなど決まった時間帯に痛いのか、それとも何か決まった動作をしていて痛いのか。色々な痛む動作があるなかでも、中腰を維持したり椅子にずっと座っていたりなど姿勢の負担からくる痛みは筋肉を鍛えることで劇的に再発を防ぐことができる!
例えば、お米10kgを抱えてその場で立ってもらうと、最初はなんとか耐えられても段々腕の筋肉が痛みを感じツラくなってくる。早く下ろしたいよね。中腰や長時間座っているなど無理な姿勢の維持から来る痛みも、同じように筋肉がカラダの重さを支えられずに痛みを発しているものがほとんど。
これは、姿勢を維持することが、ごく限られた筋肉にのみ負担をかけてしまうためカラダがもうやめてと警告しているということ。
対策は、筋肉を鍛えること、そして姿勢をよく過ごす!
中腰がつらい時は腹筋とスクワットを少しずつ続けるだけでも改善していくし、長時間座る姿勢がつらい時は、骨盤を起こして姿勢よく座るだけでも楽に過ごすことができる。無理がつらけりゃ無理ができるカラダに変えていこうってわけ。
もちろん、痛みが続いている状態でのトレーニングは逆効果な場合もあるから、まず痛みを解消する、それからトレーニングを少しずつ始めてリハビリすることが大事になる。中腰や座り仕事がツラい人は騙されたと思って最初は軽めに、レッツ筋トレ!