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健康まめ知識

今日は「テニス肘」の詳しい症状や予防法をご紹介します

4月に入って新学期も始まり部活動も新シーズン。1年生から整骨院に通っていた子が新しい学校に進学してたりレギュラーで試合に出るようになったりという話を聞くと季節が巡るのって本当に早いなーと思ってしまいます。

さて、今日はスポーツでするケガの中から「テニス肘」について紹介していきますね。

テニス肘とは

一般的にはテニスをしていて痛めた肘の軟部組織損傷を「テニス肘」といいます。テニスでの肘の損傷は肘の外側(親指側)を痛めることが多いのですが、ボールの打ち方によって

・バックハンド時に痛める(上腕骨外側上顆炎

・フォアハンド時に痛める(上腕骨内側上顆炎

というふうに分類されます。

症状がひどくなると、圧痛や腫脹、熱感、曲げ伸ばしの制限などが出てきます。

テニス肘の原因

テニス肘の原因はストローク時のボールの衝撃が手首から肘に伝わったときの負荷によるもので、一度のストロークで痛めるだけではなく繰り返しの負荷による小さな損傷の蓄積からくる場合もあります。他にも、

・肘まわりの筋力が弱かったり硬く柔軟性がとれない方

・加齢による筋や関節の変性、筋力の低下がある方

がテニスのストローク時に痛めることが多いです。また、肘だけでなく肩や手首の柔軟性が少ない方にも症状が起きやすいのでご注意を!

テニス肘になったら

まずはプレイを控えて患部を安静にしましょう。ある程度痛みが治まってきたら無理のない範囲で手首のストレッチをしたり、筋力を鍛えることによって症状の再発を抑えることができます。また、手首や肘をサポーターで固定することによってストローク時の肘にかかる負荷を抑えることができます。

激しい練習などオーバーワークが続くとテニス肘の症状が出やすいですから、違和感を感じたら無理せず安静にして気軽にご相談くださいね。

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